Q.介護職1年目です。お年寄りと仲を深めるコツを教えて下さい

Q.高齢者の方との距離をなかなか縮めることができずに悩んでいます

転職をして現在の介護職に就いてもうすぐ1年になります。

それまではほとんど仕事中人と関わりを持つことのない製造工場での仕事をしていたのですが、やはり誰かの役に立っているということを実感できる仕事をしたいという思いから思い切って転職をしたという経緯があります。

最初は異分野への転職ということでがむしゃらに仕事を覚えるための努力をしてきたのですが、最近ようやく介護のための手順もだいたい覚えてきました。

ですが仕事の手順そのものは覚えたものの、実際に介護をするときの相手となる高齢者の方との距離がうまく縮めることができず、同じ施設で約1年も仕事をしてきているにもかかわらずどこかよそよそしい間柄のままという感じがあります。

以前まであまり人と会話をすることがなかった仕事をしてきたせいかもしれませんが、会話や態度で相手からの信頼感を得るというコツがどうもよくわかりません。

介護の仕事を通して相手に信頼感を与えるためにはどういった気持ちや行動をとればよいのでしょうか。

A.介護の仕事において必要なのは誠実さです

介護の仕事というのは常に誰か「人」を相手に行うものであるため、最初のうちは誰でもどういった接し方をするのがよいかということで悩みがちです。

普段の人間関係とは異なり、介護施設を利用する高齢者の方というのは「お客さん」でもあり「患者さん」でもあります。

そのためただ単純に茶飲み友達のように親しくなればそれでよいのかというと決してそうではなく、時に汚い仕事もしていくことになるためある程度人間関係としての線引もしておくことが大切になります。

介護の仕事で必要となるのは友人としての親しさよりもむしろ「この人なら自分の介護をまかせられる」と感じてもらえる信頼感です。

信頼感を得るためにはまず介護のための必要なスキルを備えるとともに、介護を受ける人の体調の変化などから異変を素早く感じることができる観察力を養う必要があります。

質問者さんは施設の高齢者と親しくなりたいということですが、接客業やサービス業のように相手から好かれようという努力にそれほど注力する必要はありません。

誠実な気持ちで真剣に仕事をしていけば自然と相手も心を開き、介護にも協力的になってくれることでしょう。